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2017年 F1 モナコグランプリ
 
Day 1 ニース
出港地、ニースはいつも煌びやか。
コートダジュールの海岸線は、日光浴をしたり泳いだり、この時期を待ち望んでいたかのように
みんなワクワクしています。
14:00、 ニースポール(ニース港)にてシードリームTに乗船、冷えたシャンペンと笑顔のクルーが出迎えてくれます。
18:00 ニースを出港、いよいよモナコグランプリクルーズがスタートしました。
明日の寄港地はサントロぺ、ニースの西にあたるのですが、
船客が「夕暮れのモンテカルロを見たい。」とリクエスト。
キャプテンはシードリームTを東へ向かわせ、お望みどおりモナコ沖をクルージング。
今週末、この街は熱狂のグランプリを迎える。
ディナーの後、客室のベッドにはファーストネームが刺繍されたパジャマが
置かれていました。これは船客へのプレゼントなのです。
 
Day 2 サントロぺ
シードリームTは、プライベートヨット仕様の船。朝食はアウトサイドのレストランで。
いろんな場所にいろんなテーブルがあります。
おすすめはモーニングステーキとシャンペン。
朝のテンダーボートでニースの街へ出かけます。
シードリームT、サントロぺでの恒例、シェフと一緒に買い出しツアーに参加。
買い出しと言っても、肉や魚を市場に会に行くわけではなく、街の一角のお店で地物のロゼワインを飲みまくり、
生ガキや海老、チーズを食べまくるという贅沢なイベント、支払はシードリーム。
ここサントロぺは単なる田舎町ではない。フランスの有名ブランドやそれらが経営するホテルなどがあり、
実は極上のリゾート地なのだ。この雰囲気がラグジュアリー・メガヨットであるシードリームTにとてもよく似合う。
お昼はシードリームTにもどり、ムール貝のランチ。これが絶品。
テラスでシャンペンやロゼをいただきながら、リラックスのひととき。
ランチの後は、ジェットスキーでかっ飛ばしたり、デッキでリラックス。
夕暮れ時は、ゴージャスなキャビアパーティー。
今回はモナコグランプリという特別なクルーズ。
船客のいでたちも普段のクルーズとは全然違ってゴージャス。
ディナーは、アルフレスコスタイル。
サーモンマリネ、ロブスターなど、新鮮素材のフルコースを堪能した。
Day 3 カンヌ
ニース〜サントロぺ〜カンヌ と 南フランス・コートダジュールのきらめく地をクルージング。
かっこいい帆船ロイヤルクリッパーも停泊。
今日も朝はモーニングステーキとシャンペン。これがリッチなアメリカンの朝の風景。
カンヌ映画祭と言えば、フランス人の最上級の社交の場。
この時期、まだ映画祭の名残も感じられ、街はとてもにぎわっている。
カンヌのビーチで泳いで、アルマーニのカフェでお茶して。
毎夕、プールサイドでカクテルパーティ。
その日の出来事を船客同士が語り合い、
クルーズディレクターが明日の予定を説明してくれる。
今夜のディナー。日本からのゲストだけ特注のお刺身。メインディッシュがラムのグリル。
デザートはクリームブリュレ。
暮れゆくカンヌ、クルーズはナイトライフがエレガント。
ディナーの後はラウンジで音楽を聴きながら、好きなカクテルを一杯やる。
明日はいよいよモンテカルロ。モナコグランプリの決勝。今から気持ちがはやる。
Day 4 モナコ
シードリームTは、モンテカルロ沖に停泊。
すでにいくつかのラグジュアリー船や巨大なプライベートヨットが停泊していました。

さぁ、いよいよモナコグランプリ決勝。
観戦場所へと向かいます。
まずは前座のポルシェ・スーパーカップから。
まだ観戦席は人がまばらです。
街中にレッドブルとフェラーリのマシンが展示されています。
いよいよF1モナコグランプリ決勝が近づいてきました。
14:00 F1モナコグランプリ決勝がスタート。
今年は、フェラーリが強い。フロントローから2台のフェラーリがスタート。
美しいエンジン音を奏でながら後続を引き離してゆきます。
そこにメルセデスAMG、レッドブルがくらいついて行く感じ、マクラーレンホンダはまったく精彩を欠いています。
今のF1はターボエンジンなので、耳栓は不要です。
結局、安定感抜群のフェラーリが1,2。3位にはレッドブルのリカルド。メルセデスAMGはボッタスが4位、ハミルトン7位。
マクラーレンホンダは2台ともリタイア。
F1は最先端のテクノロジーがぶつかりあう場ではあるが、実際に観戦しているとすごく人間臭いスポーツ。
根性のあるドライバーは、たとえ非力なマシンでも絶対に抜かせない、そんな意地を見ているだけでも感じる。
レースも終了し、我々はモンテカルロ沖のシードリームTに戻ります。
兵どもが夢のあと。
シードリームTの洋上は優雅なリラックスタイム。
美しいモンテカルロ湾の夜景を眺めながら、今日の結果をみんなで熱く語り合っています。
Day 5 サンレモ(イタリア)
イタリアの美しい街、サンレモ。
気ののモナコの喧騒がうそのようなのどかな街。
沖合停泊のシードリームT。今日もジェットスキーやディンギーなどマリンすポートを満喫。
洋上最高水準のディナー。船客112名だけの喜び。
Day 6 ニース
6日目の朝、シードリームTはニースに戻ってきました。
乗船した日より、少し陽射しが強くなってる気がしました。
 ここ数年、私にとってもっとも待ち遠しい日、それはモナコグランプリ決勝の日だ。
自動車レースの最高峰、F1。今やメルセデスベンツ、フェラーリ、ルノー、ホンダなど、
世界の自動車メーカーの代理戦争の場となっている。その中で唯一異端なのがフェラーリだ。
フェラーリはF1に参戦するために車を売っているといっても過言ではない。実に年間約600億円
という巨費をF1に投じる。
今年はフェラーリが強い。そしてフェラーリが強いとF1は俄然盛り上がる。F1は明らかにヨーロッパ文化。
今や日本人ドライバーは一人もいない。なんでも日本が世界でナンバーワンではないということを現実を感じられる。
 モナコグランプリというとちょっとバブリーに聞こえるかもしれないが、実は誰もが実質的な予算で観戦することができる、
世界レベルのお祭り騒ぎだ。モータースポーツにまったく興味がない女性でも、このウィーク、モナコにいるだけで楽しいという。
 一度、グランプリのコースを歩いてみたことがある。スタート直後のコーナーからオテル・ド・パリへの上り坂、
テレビで見るよりはるかにキツい角度だ。ここは明らかにエンジンパワー勝負。オテル・ド・パリから有名な
フェアモントホテル前のヘアピンまではこれも想像以上の下り。そして道が細い。目の当たりにすると、
「ここでレースをするのはかなり危ない。」と思ってしまう。ヘアピンを曲がり切って海沿いに出るとすぐに
トンネルが待っている。明るい陽射しの所から急に暗いトンネルへ飛び込む、そしてここはかなりの高速区間、
トンネルを抜けるとすぐにシケイン、その後最終コーナーのラスカスまでは微妙なハンドルとアクセルさばきが求められ、
レース終盤疲れてくると、この区間でのクラッシュが多発する。はっきり言って抜きどころがないコース、
それだけに予選の順位が重要だ。
 単にモナコグランプリを観るためだけにモナコへ行くのはちょっとつまらない。なぜならグランプリの期間は、
モナコの街はホテルは貸切状態、レストランもあまり空いてなくてろくな食事もなく、あまりモナコ観光は楽しめない。
ならばグランプリへ向かうクルーズと組み合わせてはどうだろうか?すると俄然ゴージャスで楽しくなる。

今回のクルーズは、ニースから出港、南仏コートダジュール極上のリゾート地サントロぺ、カンヌを巡り、
F1決勝日はモンテカルロへ向かい、グランプリの後はイタリアのサンレモでリラックスの日が用意されている。
 今回乗船するのは、クルーズ船の中では最もプライベートヨットに近いシードリーム・ヨットクラブ社のシードリームTだ。
船客112名に対しクルー95名とそのサービスレシオはほとんどマンツーマンに近い。ちなみに姉妹船シードリームUは、
この週はタグホイヤーのチャーターでモンテカルロ湾にずっと停泊している。世界中からのVIPゲストを招待するためだ。
 私はニースからシードリームTに乗船、冷えたシャンペンで迎えられ、夕方出港。本来はニースの西、
サントロぺへ向かうのだが、一部船客の要望でまずは東へ、夕暮れのモンテカルロを楽しむこととなった。
おだやかな海と空がオレンジ色に溶け合う夕暮れのクルージングは最高だ。
 シードリームTは、クルーズ界のミシュランと呼ばれるベルリッツ・クルーズガイドブックの小型ブティッククラス部門
のNO.1に君臨する船だ。高級シャンペンやキャビア、フォアグラ、シャトーブリアンなど、クルーズ船の中でも超越した
酒と食を供し、磨き上げられたクルーのサービスは、スマートでありながら人懐こさがあり、世界中のゲストを虜にする。
ゴージャスなプライベートヨット仕様を意識しているので、船尾のマリーナからジェットスキーやシーカヤックなどを楽しむこともできる。
 
 2日目の朝、シードリームTはサントロぺに寄港。朝食にステーキとシャンペンをいただいてからテンダーボートで上陸。
エグゼクティブシェフのオンドレイ氏といっしょに市場へ買い出しツアーに参加する。
買い出しと言っても生臭い魚や肉を買い付けるわけではなく、シードリームなじみの店で、生ガキやチーズなどを食べまくり、
ロゼワイン数種類を飲み比べる、といういわば路上大宴会なのだ。その後サントロぺの街を散策してみる。
この町で象徴的なのは、クリスチャンディオールやシャネルなどがアンテナ的な建物を所有していることだ。
その建物の中にもモダンなブティックがあり、美しい庭でお茶をいただくこともできる。 
シードリームTはゴージャスなメガヨット同様、長い距離を走ることはない。ここサントロぺでも明日までオーバーナイト、
明日の朝出港して、数時間でカンヌ沖に到着する。そのきままなタイムテーブルはまさにプライベートヨットの気分だ。
 次に訪れたカンヌは、まだ映画祭の名残があって一層華やかだった。海辺の無数の白いテントは、
世界中から集まる映画を買い付けるバイヤーと映画制作サイドとの商談の場、
レッドカーペットの敷かれた劇場では受賞作品の上映が行われていた。
 
 洋上では毎晩、ディナーの前にラウンジでカクテルとオードブルの時間がある。ここに船客は集い談笑を楽しむ。
このクルーズは少し特殊、つまりクルーズが目的というより、グランプリ観戦のための動くホテルとして乗船している人も結構乗っている。
でも誰だって美味しい食事と素晴らしいサービスを受ければ心地いいのは当たり前のこと、
そうしてみなこの会社のリピーターになってゆく。
 5月28日、日曜日。シードリームTはモンテカルロ沖にアンカーを降ろす。見渡せばシルバーシー、シーボーン、
アザマラなど、世界中の名だたるラグジュアリー客船が集っている。皆船客がモナコグランプリを楽しむためだ。
 テンダーボートはモンテカルロ湾の隣のパブリックピアに着き、ここからグランプリ観戦場所へと歩く。
その道中にはF1各チームのグッズやウェアを売る店が並ぶ。人気のチームの店は人だかりとなり、
人気のないチームの店は閑古鳥状態。
 
 午後1時45分、国歌斉唱。午後2時、78周の決勝がスタートする。序盤、予選ワンツーのフェラーリが引っ張る。
予選3位のメルセデス、バルテリ・ボッタスを引き離しにかかる。久しぶりに強いフェラーリの時代が来た。
本当に久しぶりだ。今日はより一層フェラーリがカッコよく見える。それにしても各チーム、
それぞれが独自に車を組み立てて、いざ走らせてみると20台が1秒半の中に納まるのが不思議だ。
 レースが進み、タイヤ交換や、セーフティーカーが入ったり、ちょっと不可解なチームオーダーのような動きがあったりと、
いろんな駆け引きが続く。結果、フェラーリのベッテルが優勝、2位もフェラーリのライコネン、3位にはレッドブルのリカルドが入った。
 決勝の夜、シードリームTからモンテカルロの美しい夜景を眺めていた。兵どもが夢の跡、街に静けさが戻り、
スタイリッシュなパワーヨットがゆっくりと流している。今年もここに来てよかった、そう心から思う。
 
 モナコグランプリにクルーズ船で行く、というと、すごく浮世離れした世界のように思われることが多いが、
こういう算段をすれば、思ったより簡単に誰もが行くことができ、この興奮と感動を味わうことができる、
それをお伝えしたいと思っている。人の人生は誰に左右されることなく自由に描くことができるはず。
ならば、このグランプリウィークのモナコをぜひ一度訪れてみてほしい。
 
 2017年 F1モナコグランプリ 結果
 予選

順位

ドライバー 

チーム

エンジン

タイム

ギャップ 

平均時速

1

7

  キミ ライコネン 

Ferrari

Ferrari

1'12.178

 

166.438

2

5

  セバスチャン ベッテル 

Ferrari

Ferrari

1'12.221

0.043

166.339

3

77

  バルテリ ボッタス 

Mercedes

Mercedes

1'12.223

0.045

166.334

4

33

  マックス フェルスタッペン 

Red Bull

TAG

1'12.496

0.318

165.708

5

3

  ダニエル リカルド 

Red Bull

TAG

1'12.998

0.820

164.568

6

55

  カルロス サインツ Jr. 

Toro Rosso

Renault

1'13.162

0.984

164.199

7

11

  セルジオ ペレス 

Force India

Mercedes

1'13.329

1.151

163.826

8

8

  ロマン グロージャン 

Haas

Ferrari

1'13.349

1.171

163.781

9

26

  ダニール クビアト 

Toro Rosso

Renault

1'13.516

1.338

163.409

10

27

  ニコ ヒュルケンベルグ 

Renault

Renault

1'13.628

1.450

163.160

11

20

  ケビン マグヌッセン 

Haas

Ferrari

1'13.959

1.781

162.430

12

2

  ストフェル バンドーン 

McLaren

Honda

 

 

 

13

44

  ルイス ハミルトン 

Mercedes

Mercedes

1'14.106

1.928

162.108

14

19

  フェリペ マッサ 

Williams

Mercedes

1'20.529

8.351

149.178

15

31

  エステバン オコン 

Force India

Mercedes

1'14.101

1.923

162.119

16

30

  ジョリオン パーマー 

Renault

Renault

1'14.696

2.518

160.827

17

18

  ランス ストロール 

Williams

Mercedes

1'14.893

2.715

160.404

18

94

  パスカル ウェーレイン 

Sauber

Ferrari

1'15.159

2.981

159.837

19

9

  マーカス エリクソン 

Sauber

Ferrari

1'15.276

3.098

159.588

20

22

  ジェンソン バトン 

McLaren

Honda

1'13.613

1.435

163.194


決勝

順位

 

 

ドライバー

チーム

 

タイム

ギャップ

インターバル

ピット

 

ポイント

1

 

5

  セバスチャン ベッテル 

Ferrari

78

1:44'44.340

 

 

1

 

25

2

 

7

  キミ ライコネン 

Ferrari

78

1:44'47.485

3.145

3.145

1

 

18

3

 

3

  ダニエル リカルド 

Red Bull

78

1:44'48.085

3.745

0.600

1

 

15

4

 

77

  バルテリ ボッタス 

Mercedes

78

1:44'49.857

5.517

1.772

1

 

12

5

 

33

  マックス フェルスタッペン

Red Bull

78

1:44'50.539

6.199

0.682

2

 

10

6

 

55

  カルロス サインツ Jr. 

Toro Rosso

78

1:44'56.378

12.038

5.839

1

 

8

7

 

44

  ルイス ハミルトン 

Mercedes

78

1:45'00.141

15.801

3.763

1

 

6

8

 

8

  ロマン グロージャン 

Haas

78

1:45'02.490

18.150

2.349

1

 

4

9

 

19

  フェリペ マッサ 

Williams

78

1:45'03.785

19.445

1.295

2

 

2

10

 

20

  ケビン マグヌッセン 

Haas

78

1:45'05.783

21.443

1.998

2

 

1

11

 

30

  ジョリオン パーマー 

Renault

78

1:45'07.077

22.737

1.294

1

 

 

12

 

31

  エステバン オコン 

Force India

78

1:45'08.065

23.725

0.988

3

 

 

13

 

11

  セルジオ ペレス 

Force India

78

1:45'23.429

39.089

15.364

3

 

 

14

dnf

26

  ダニール クビアト 

Toro Rosso

71

 

 

 

1

リタイア

 

15

dnf

18

  ランス ストロール 

Williams

71

 

 

 

3

リタイア

 

 

dnf

2

  ストフェル バンドーン 

McLaren

66

 

 

 

1

リタイア

 

 

dnf

9

  マーカス エリクソン 

Sauber

63

 

 

 

1

リタイア

 

 

dnf

22

  ジェンソン バトン 

McLaren

57

 

 

 

2

リタイア

 

 

dnf

94

  パスカル ウェーレイン 

Sauber

57

 

 

 

1

リタイア

 

 

dnf

27

  ニコ ヒュルケンベルグ 

Renault

15

 

 

 

 

リタイア

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