クルーズレポート  > 2020年1月ル・ソレアル南極
Le Soleal
ル・ソレアル
(ポナン)
南極クルーズ
2020年1月
 


1月7日 ポータルポイント・エンタープライズ島上陸


現地からのフェイスブック投稿
 




気温1℃、曇り。
なかなか太陽が顔を出さない。
いよいよ南極半島に到着。本格的な大陸への上陸が始まる。
美しく巨大な氷のオブジェ、
その中で放つ不思議なブルーの光。
写真ばかり撮ってファインダー越しにばかり見ていてはもったいない。
肉眼に焼き付けることが大事。



ル・ソレアル。
フランス船。
2013年の夏、ベニスでデビュー。
低い船体、美しいフォルム、フランス人が考える船。
実力も持ち備えている。
安定性が良く、揺れない船。
その昔、命がけで行った南極、
今は、余裕で安全にこの船が導いてくれる。



ポータルポイントに到着。
まず、ポナンのエクスペディションチームが先遣隊としてゾディアックで出発。
下記の写真のとおり、氷の山、人間が上陸できるポイントをまず探さなければならない。
そして、上陸して安全に歩くける場所を確認しなければならない。
他社の話ではあるが、北極で上陸中に白くまが出没して、銃で撃ったという話もある。
それぐらいエクスペディションチームの仕事は大変なプロの仕事なのだ。



巨大な氷の壁、小さく見える人間。
南極のとてつもなく巨大な氷は、地球上の淡水の90%を占める。
もし全部溶けてしまったら、海水準は61メートル上昇、地球の人間の営みは終わってしまうだろう。
しかし今、南極の氷はほんの5年前の3倍の勢いで溶けている。
この地球温暖化は我々人間がもたらしたものだ。
我々人間が南極の氷を溶かしている。
我々人間が地球を破壊している。
そういう地球規模の我々の問題点を認識することなど、日本での日常生活ではありえないが、
そういうことを考えることに、南極へ来るひとつの大きな意義がある。
給料が少なく、金がない。
イヤな上司がいてさぁ。
そんなちっちゃな話の前に、今自分の足で立っている地球自体がヤバイのだ。



厚手のパルカ(防寒着)をみんなで身につけて、背筋よく、雪道を行こう。
南極、これぞ一生に一度の旅。
今、この白い大陸に降り立っている瞬間を噛みしめる。



お邪魔します。
ここは、あなたたちの住んでいる場所です。
スミマセン、ちょっとだけお邪魔します。

カニクイアザラシ
 

ウエッデルアザラシ
ウエッデルアザラシ


当たり前だが、
南極は観光地ではないので、手すりも階段もスロープもない。
でも、現実はかなりの段差があったり、滑りやすい場所があったりする。
足元たしかに歩を進める。
そして何も持ち込まない、何も持ち帰らない。



素敵だ。
氷の世界。



個人的な意見だが、南極は団体で行くものではないだろう。
実際、日本人以外、フランス人、イギリス人、ドイツ人、アメリカ人、オーストラリア人等々は、みんな個人旅行でやって来る。
自分で飛行機に乗り、自分でブエノスアイレスに行き、自分でウシュアイアからの船に乗船する。
そんなの大人なのだから当たり前だ。
外国船には、いろんな国の人が乗っている。その人たちと交わることに外国船に乗る意義がある。
でも同じアジアの近隣国のよしみ、台湾の方とはクルーズ中よく言葉を交わした。



低く、黒く覆われた雲。
なかなか晴れない。



南極の楽しみ方は、上陸だけではない。
ゾディアックで回る、これがいい。
いい写真が撮れる。
不思議な景色にも出会える。
ただし、全身濡れる覚悟が必要。
だから防水ズボンとパルカで装備。
写真を撮る時に手袋をしてるとシャッターが押しにくい。
ついつい手袋をはずしてしまう。
どんなに寒くても。
するとしもやけになる。



今日、2か所目の到着地、エンタープライズ島。
1930年ごろのノルウェーの捕鯨船の残骸。
鯨油を満載にして国へ帰る矢先、火災を起こしてしまった悲劇。



Our beautiful ship


あっ、クジラ発見。  



次は、あなたが南極へ行く番です。
リアル南極クルーズツアー情報。
「南極どうでしょう。」
どうぞご覧ください。

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